インタラクティブなグラフ
マウスでカチカチやったりメニューから選択したりしながら (コードを書かずに) グラフ作成。代表的なのは以下の3つ。単純なグラフであればこちらがお薦め。
GGobi
GGobiは多変量データ探索の視覚化に有効。散布図、棒グラフ、平行座標表示などを描画可能。
インストールは
source("http://www.ggobi.org/downloads/install.r")
rggobiパッケージと必要な機能 (Gtk+, GGobi) をインストールできる。Windowsの環境変数を変えるので、インストール後に再起動が必要。詳しくは金先生の記事などを参照。
library(rggobi)
g <- ggobi(mtcars)
iPlots
iplotsはモザイクプロット、箱ひげ図、平行座標、散布図、ヒストグラムなどを作成できる。
# インストール
install.packages("iplots",dep=TRUE)
# いろんなグラフをつくってみよう
library(iplots)
cyl.f <- factor(mtcars$cyl)
gear.f <- factor(mtcars$factor)
attach(mtcars)
ihist(mpg) # ヒストグラム
ibar(carb) # 棒グラフ
iplot(mpg, wt) # 散布図
ibox(mtcars[c("qsec","disp","hp")]) # 箱ひげ図
ipcp(mtcars[c("mpg","wt","hp")]) # 平行座標
imosaic(cyl.f,gear.f) # モザイクプロット
windowsではCtrlキーを押しながらマウスポインタを合わせるとそれぞれのグラフ (棒やポイント) の情報を見ることができる。
デフォルトの対話関数
identify() は、マウスクリックでポイントの行番号または行変数名を表示できる。右クリック -> 停止 で終了可能。
locator() はクリックしたところのxy座標を返す。右クリック -> 停止 で終了可能。
x <- rnorm(10); y <- rnorm(10)
plot(x, y)
identify(x, y, labels=letters[1:10]) # ラベルを追加
coords <- locator(type="l") # クリックしてラインをひいていく
coords # 頂点座標
ほかのインタラクティブグラフ
散布図 参照