Overview

RはS言語をもとにしている。
Rはコマンドプロンプト (>) に対してコマンドを入力して操作する。
ベクトル (数値、文字、論理) 、行列、データフレーム、リストなど様々なデータの型がある。
メモリ上に全てのデータオブジェクトを展開し、関数を通して機能する。
デフォルトで基本的な関数が使用でき、パッケージで拡張できる。

Rは大文字と小文字を区別する。FOO, Foo, foo, これらは全て異なるオブジェクトとして認識される。

本セクションではRのインターフェイスについて解説する。

Rを利用するコツはヘルプシステムを使いこなすことである。
以下、作業スペース、プログラムの入力と結果の出力、パッケージの導入、GUIについて解説する。
さらに、作業環境のカスタマイズ、高品質の出力、バッチ処理について説明する。
また、大概の関数の出力は他の関数の入力としても利用できる。これについて結果の再利用のセクションで説明する。