入力/出力
デフォルトではキーボードで入力しスクリーンに出力される。ファイルで入出力もできる。
入力
source( ) 関数でスクリプトを実行できる。パス名をつけないと作業ディレクトリのファイルを読み込む。
出力
sink( ) 関数は出力先を定義できる。append オプションで上書きか追加かを選べる。split =Tだとファイルにもコンソールにも出力する。
# クリップボードへの出力
sink("clipboard", append=FALSE, split=FALSE)
# 出力先をコンソールに戻す。
sink()
# コンソールへの出力をcsl.txtというファイルに保存する。
sink("csl.txt", append=T, split=T) # append=Tは追加モード。Fだと上書き, split=Tはコンソールに表示しつつ保存
# 日付・時間が入ったファイル名で保存していく。最初に実行しておくとログを記録し続ける
sink(file = paste(Sys.Date(), gsub(":", "-", format(Sys.time(), "%X")), ".txt", sep = "_"), split = TRUE, append=TRUE)
# オブジェクトを日付・時間つきのファイル名で保存する。
save(iris, file=paste("iris", gsub(":", "_", Sys.time()), ".rdata", sep=""))
cat( ) 関数は任意の文字列などを出力できる。cat 関数の便利なオプション
cat(letters, sep=",") # 小文字をコンマ区切りで出力
cat(letters, sep="\n") # 小文字を改行してで出力
x <- "保存しよう"
cat(file="x.txt", x) # 文字列をテキストファイルとして保存する。テキストマイニングなんかで使う?
グラフ
グラフの出力には以下の関数を使う。
Function | Output to |
pdf("mygraph.pdf") | pdfファイル |
win.metafile("mygraph.wmf") | windows メタファイル |
png("mygraph.png") | pngファイル |
jpeg("mygraph.jpg") | jpegファイル |
bmp("mygraph.bmp") | bmpファイル |
postscript("mygraph.ps") | ポストスクリプトファイル |
パスを指定すれば作業ディレクトリ以外にも保存できる。dev.off()でグラフィックデバイスを閉じる。
# example - output graph to jpeg file
jpeg("c:/mygraphs/myplot.jpg")
plot(x)
dev.off()