印刷品質の出力

Rは出力機能がいまいち。RTF出力にも対応していない。Sweave (Rjpwikiの説明) を使うとLaTeXのコードにRのスクリプトを埋め込むことができる。

R2HTML パッケージはテキストや図表をHTML形式で出力できる。

library(R2HTML)
HTMLStart(
   outdir=getwd(), # デフォルトでは作業ディレクトリに保存されない
   file="myreport",
   extension="html",
   echo=T,
   HTMLframe=F
   )
HTML.title("My Report", HR=1)
summary(iris)

HTML.title("Description of my data", HR=3)
library(psych)
describe(mtcars)

HTML.title("X Y Scatter Plot", HR=2)
plot(1:10)
HTMLplot()

HTMLStop()

HTMLStart( ) を実行するとプロンプトがHTML> に変わる。HTMLStop()を実行するまでこのまま。

echo=TRUE とすると出力ファイルにコマンドが書き込まれる。

HTMLframe=TRUEとするとフレームつきのファイルになる。
CSSFile= のオプションでCSSファイルの名前を指定できる。このファイルは必ず生成される。
HTML.title() ファイル内の大見出しを指定する (H1, H2, H3, etc.) 。デフォルトは HR=2.

HTMLhr() 水平罫線の指定をする。

グラフはいろいろ微調整が必要なので最終的なものができてからHTMLplot() 関数を利用するのがいいだろう。お勧めはこちら

RNews の記事: The R2HTML Package 。タイトル、テキスト、ヘッダーとフッター、cssのつかい方など。